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アウトドア小僧 友鮎ルアー
  大場テスター報告

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ジョイントタイプ(ショート)=J110をメインに釣行しています。


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実釣レポート集    
7月1日  O川にて    〜祝 山形解禁〜

解禁しました!
一番最初に入った山歩きするエリアは、高水のため釣り不可で引き返し、40分のロス。○○橋上のポイントに到着したときには(5:20)、すでに並んでおりました。これが今日の釣果を左右しました。
瀬の一番下の、小石底のしょうもないポイントしか空いていなかったので、そこに入ってジョイントを入れたら、30秒ほどで子鮎が1匹。 

混雑していたのですぐオトリにして、15メートルほどを行ったり来たりし、ポイント的にもあまり釣れなかったですが、なんとか20匹になりました。サイズは小さいです。普段鮎がたくさんはつかないような小石底のポイントなので、解禁日だから釣れたという感じ。そこを釣り切って、あとはやる場所がなかったので終了しました。

行列の解禁ですから、まずまず無難だったと思います。鮎は小さいながらたくさんいるので、良い場所に当たった人はかなり釣っていったと思います。金曜日から本格的に頑張ります。 

近年、ルアーの高速引きが効果的だとわかったので、こちらを中心にガンガン釣りたいと思います。

J110
で1匹
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7月7日  N川にて
5:5011:00
平水下。すみ。適水温。くもり。見た目の条件は良いが、まだ時期が早い。
12匹(サスペンド1004匹。ヤマメ1匹。)

アユはたくさんいますが、まだ川が出来上がっていません。遡上したてのアユばかりなので、いても追いません。大苦戦しました。 今日は、昨日いただいたメールのことを考えながら、サスペンド100で通してみました。

スタートの早瀬。ヘチで小アユがビチビチとハネるので、これは高速斜め引きでバンバン釣れるかと思いきや、まーったく掛からない。逆に瀬の芯で、キレイに追って小アユが1匹。しかし携帯を取り出す時にタモの中からこぼれてしまいました。その後は流れの中はまったく釣れず、再度ヘチや緩瀬にいる群れアユを、サスペンド100の斜め上流引きで掛けることを試みました。80メートルある早瀬から緩瀬をどんどん下りながら、1時間ほどやり、4回接触して2匹。上流引きやしゃくり釣りは、ハリに触れても掛けバレしてしまいます。

これ以上は釣れず、早瀬からオトリを出しましたが、釣れそうに見えて大苦戦。1匹目は釣れたものの、すぐ根掛かりしてビリオトリが弱り。ルアーで釣った小アユを代えながら釣りを続けるも、最初に出した場所が外れるとオトリが弱り、目の前に多々とポイントがあるのに釣りを続行できなくなります。せっかく掛かってもバレたり。根掛かりでオトリが弱ったり。 

すべてのオトリを弱らせ、再度サスペンド100を出しましたが、アユはいるのに掛からず。いくら斜め上流引きが有効とは言っても、遡上したての7センチクラスのアユには、まったく通用しません。急瀬で止め釣りをしてなんとか1匹釣れましたが内臓が飛び出る。

もう帰ろうかと思いました。 

諦め半分入ったトロで、7センチのアユを出し、19センチが釣れたのをキッカケに、なんとかトロで7匹釣れました。あと良型ヤマメが掛かり、005の糸なので引きずり回されました。
今日は大苦戦でしたが、よく頑張ったと思います。 

釣果はさておき、サスペンド100の出来は素晴らしいですね。
今までの大きなルアーでは、大きさゆえの水圧抵抗で、動きたいのに動きが抑圧されていましたが、ショートになると動きたいエネルギーの抑圧が少なく、動きがクッキリしてきましたね。アクション自体は、ローリングとウォブリングを合わせたようなものです。とにかく、今までの大きなルアーでは動きたくても動けなかった動きが、クッキリしたと思います。

「サスペンドは、こういう動きがしたかったんだ。」と、わかりました。 

急瀬、早瀬をやりましたが、早瀬以上の流れなら十分にアユを追わせるアクションを出せます。(大きなサスペンドでは早瀬では動き切れていませんでした。)ベストポイントは、急瀬でやってちょうどよいです。抵抗も少ないので、引きずり回してもちゃんとついてきました。 

さらに、サスペンド100で高速斜め上流引きもやりましたが、ジョイントには劣るものの、十分使えます。しゃくり釣りをすれば、アユを反応させる「ブルブル」が少し発生しました。今日は状況が渋かったので2匹だけでしたが、今後はサスペンド100での引き釣りで釣果を出せそうです。今日はサスペンド100で、斜め上流引き&しゃくり釣りで4匹接触中2匹。通常の止め釣りで2匹でした。

ほとんどの人が(私も含め)釣りを続行できずに帰るような超渋い状況の中、良くやったと思います。斜め上流引きが効くようになるのは、川が出来上がった(アユが成長した)7月中旬以降でしょうか。

SP100
で4匹
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7月8日  O川にて 
5:4511:59
平水。すみ。朝から適水温。晴れ。2131度。
27匹。ショートジョイントで3匹。

平日なので、朝イチ1時間は狙った大瀬が貸し切り。目一杯ジョイントで探り、急流なのでジョイントのブルブルが良く出せました。瀬の芯から完璧な追いでギンギンの良型が3匹釣れました。いずれもセオリー通りの止め釣り。いて欲しいところにいてくれて、言うことナシでした。こういう展開は非常にありがたいです。 

朝早いとアユの出は悪いものの、一番アユは朝から出ているので、ルアーをやるには良いです。一番アユは朝から素晴らしい追いです。人が入り出したのと、各所でアユのギラギラが見えてきたので、この瀬で友釣りを開始。広い瀬でも、アユがつく場所はエグレや段差まわりと限られております。3回目なので場所のパターンを熟知したので、釣れるスペースだけをやり、無駄なく順調に釣れました。サイズも良いです。10時で21匹で、この瀬を釣り切り、移動しました。

午前30匹は余裕と思ったのですが、次にやりたかった深瀬に人が入り、仕方なく三級ポイントの淵に入ります。ここがもうさっぱり釣れずでした。アユのギラギラを探して、そのアユを直接狙う神経戦で頑張り、なんとか引っ掛け獲りましたが、ダメ場所で頑張っても限界でした。

狙いの深瀬に入れれば、昼までに40匹はいったはずでした。平日でも人が多いので、午前30匹が遠いです。

J110
で3匹
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7月12日  O川にて 
5:3011:30
大雨濁流の引き水で、けっこうな高水。澄み。アカ飛びで白川状態。晴れ。
21匹。ショートジョイントで2匹。  

最初に今年好調と聞いていたとこに入るも、高水と完全なアカ飛びでやらずに移動。次の瀬に行くも、ここも完全にアカ飛び白川状態。岸寄りのスジにルアーを入れるも、釣れる気がせずすぐ移動。今日は無理だろうと、諦めかけたのですが、高水アカ飛びに強い(川が浅く、広いから)場所へ。この時点で6:30
明日シマノの大会のため、大勢の人がいましたが、高水と完全な白川状態のため誰も川に入っていませんでした。これが幸運!!残りアカの分流に入ることができました。 

分流をショートジョイントにチラシの仕掛けで少しずつ下っていくも釣れず。しかし今日見込める場所は皆無なので、かなりねちっこい釣りで続けました。大会エリアとあり、高水と言えどスレアユなので、ルアーで簡単に獲れるようなアユはいません。オトリでさえ簡単に釣ることができないような場所です。底の石と石の間の水流、すなわちアユの通り道となる極小のスジにルアーをビシッと止め、アユが通ったら引っ掛からざる得ない状態にしておき、止め待ち。ねちっこく待ち、超ピンポイントでなんとか2匹獲れました。こういう釣り方はまさに引っ掛け釣りです。追ったとか追わないとかではなく、仮にルアーがルアーではなく木の枝でも、アユが掛かっていたと思います。 

7:40よりオトリで残りアカの分流をやっていきました。同じように超ピンポイント狙いのねちっこい止め待ちの釣りで、スポットごとから拾うことができました。

8:00には入川を躊躇していた釣人達30人以上が川に入りましたが、残りアカのポイントは私が陣取った分流しかなく、ほとんどの人がボウズ。躊躇せず一番に川に入ったおかげで、唯一の場所を取れたのが幸いでした。
分流一帯をねちっこくやり、計21匹。悪条件にしては最善でした。

 J110
で2匹
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 7月14日  N川にて  
 6:0011:40
平水。澄。くもり。低水温。
計15匹。ジョイントで4匹とヤマメ1匹。

 今日も渋かったです。ジョイントでオトリ獲りするも、200メートル2時間掛からず。前回アユが固まっていた場所も、アユのハネすらなし。アユの居場所は日によって大きく変わるので、その日の群れの居場所を探すこと。アユが固まっていたのは200メートル下ったトロ。ハネまくりです。ルアーで獲るのが難しいトロ。しゃくり釣りでルアーを生かして、1時間続けます。 

前回ヤマメがヒットしましたが、今日も良型ヤマメがヒットしました。
アユのほうは、何十回ルアーを打ちしゃくり釣りし、やーっと1匹引っ掛かりました。
斜め引きやしゃくり釣りは、いつでもどこでも効くわけではなく、この場所ではアユが警戒して、ルアーから逃げていったようで、なかなか掛かりませんでした。また低水温のためアユはいても追いません。 

釣ったアユをオトリにして泳がせ釣りをするもまったく釣れず、弱らせる前に中断。オトリを出すのも恐ろしいほど渋いので、再びルアーに切り替え、釣り下ります。またしゃくり釣りを繰り返し、トロ尻で1匹。これも引っ掛かかったのだと思います。次に、さらに下って瀬肩をやります。瀬は追いアユ狙いなので止め釣り。すぐに続けて2匹。なんなんだ、こうもアッサリ釣れるとは。

ここに、追いアユがいくつかついていると判断し、オトリを出しました。入れ掛かりはないもののスペースごとにアユが釣れ、スピードをつけた釣り(オトリを空中輸送。スペースごと早い見切り。)をして1時間やらずに10匹。釣れる場所では、こうなるんです。念のため、再びアユがハネまくるトロをやりましたが、2匹掛かって1匹ゲットできただけ。恐ろしい。 

水温、コケ、前日の釣り人の腕、群れの移動。いろんな要素がありますが、アユはいるから釣れるとも限らないし、釣れる時は簡単に釣れる。粘るか、場所を当てに歩きまくるか。川の様子、アユの様子をよく見て、さまざまな判断を繰り返し、最適な戦略をたてて釣るのがアユ釣りの技術以外の力量です。これはルアーでも同じですので、釣りをする際は頭に置いて行動すると、釣果を引きずり出せるはずです。

 J110
で4匹と
ヤマメ1匹
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7月18日  O川にて 
6:5010:00
平水やや上。澄。連日のくもり雨で、かなり低水温。
17匹。ジョイントで2匹。1匹バラシ。    

低水温でアユが出ておらずシビアでしたが、誰もいなかったので大瀬を自由に動き回り、2匹ゲット。バラシ1匹。出ているアユが少なかったので、そんな状況の中しっかり釣れたのでジョイントの確実性はとても信頼のいくものです。ブルブルが起こせる強い瀬で、追いの強いアユ相手なら、オトリに近いくらい確実にヒットさせることができます。そんなわけで、やっぱりジョイントだな!と思っています。

オトリを出してやりましたが、低水温のため瀬や浅場にアユがついていません。川見をしながら、トロ尻でポツポツ。移動しドン深のトロ瀬でポツポツ釣りました。連日忙しかったため疲れてフラフラで、トロ瀬で午前30匹いきそうなペースでしたが10時にリタイアしました。  

低水温だと釣れる場所釣れない場所がハッキリします。低水温の時は、アユをストックする石のある深場狙いで当たりを出せる確率が高いです。

J110
で2匹
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 7月30日  S川にて   
平水下。濁りはあるが、浅場は大丈夫。本流や深い場所にはまだコケがついていない。晴れ。計7匹。ジョイントで4匹。

長らくダムにたまった泥濁りが引きませんでしたが、26日よりなんとか釣りができるほどにまで引き、その日は単発で解禁状態となり20匹程度釣れていたそうです。しかしまだまだ川もアユも出来上がっておらず、ほとんどの場所はコケがついていない状態。普段誰もやらないようなチャラチャラの分流のみが、コケがつき、アユもついていました。 

まずは入念に川見をして、本流スジはダメ、分流狙いに徹しました。縄張りを持たない遊びアユしかいないので、こういう状況に最適なジョイントの斜め上流引きを中心に少しずつ動いていきました。 

なかなか釣れませんでしたが、ほんの一角に良い石組みがあり、そこで粘るに粘り3匹掛かりました。その後、また他の分流のチャラチャラで1匹。こちらは止め釣りでした。 

まだ追ったりジャレたりするアユが少なく、同じポイントをオトリで泳がせ釣りをしましたが、まったく反応なし。濁りとコケがないことで、アユがまったく育たず、ビリサイズのみ。これではまだ追って掛かるようなことは少なく、友釣りでは厳しい状況でした。 

なんとか3匹追加しましたが、3時間見た限りでは2人が1匹ずつ釣れただけで、他はボウズ。かなり厳しい状況でした。普通に釣れるようになるのはまだ先のようですが、アユはそこそこいたので、今年は釣りをするだけなら、なんとかやれそうです。
コケがつけば見込めるでしょう。

J110
で4匹
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