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大場テスター報告

 2013年   7 月  8 月 9月  2011年レポートへ

今年はジョイントタイプ(ショート)をメインに釣行しています。

実釣レポート集    
9月6日   O川にて      

8:0011:00  平水、澄み、晴れ。
4匹。ジョイントで1匹。 

全面で網が入っていますが、網の入りにくい荒場にアユが残っていたのでやってみました。
今日はジョイントにイカリ。
荒瀬に入れて良いスペースを順に潰していくと20センチが1匹獲れました。幸先は良かったのですが、それから下っていき1時間半まったく釣れず。 

また荒瀬に戻ってオトリを出すと、大アユが掛かってしまいました。下は滝のようなガンガンで自分が下れないためひたすら耐えましたがバレ。たった1匹のオトリが弱り、付近では釣りの続行ができず。弱ったオトリでやれる場所を探し歩き周り、やっと3匹プラスでした。25センチが釣れ、オトリとして使えず悪循環。

網の被害でアユが薄く、釣りの続行も難しい大苦戦でした。

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9月9日  丹生川にて

6:3011:00  昨日の雨で平水上。澄み。低水温。晴れ。
22匹。ジョイントで3匹。

網の入ったO川をやって撃沈し、最後のアユ釣りかなぁなんてテンションが落ちていましたが、まだイケそうです!網が入っているもののアユが残っている場所を押さえました。天然遡上が大量にあって、かつ小さいアユは網からスリ抜けて残っているんですね。川に降りるとアユがハネ、久しぶりにワクワク。
広い浅瀬なのでジョイントにチラシで斜め上流引きでやってみるも、みごとアユが警戒しハネもなくなる。大失敗。

分流の細い流れに移動し、止め釣りに切り替え。網の人もいるので当然アユの数は盛期の半分ほど。確実な場所ではじっくり止め待ち。水流の細い、移動アユの通り道となる超ピンポイントを中心に狙い、当たり。チョコチョコ歩き回り3匹拾うことができました。

8時半からオトリにして釣りをしましたが、アユがいる場所ではとにかく粘りの釣りが必要でした。網から抜けて逃れたアユなのでほとんどが小型。警戒しているのですぐには追わない。じっくり止め泳がせで渋い掛かり方。

それでもコンスタントに拾って22匹。予想外に良い釣果。今までO川にこだわってしまい損しました。

☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆
9月13日  丹生川にて

6:309:50  平水下、低水温、くもり。網多い。
16匹。ジョイントで1匹。 

網が入ってもアユが多かったのが4日前。今日は状況が一変。川を歩いてもアユが走らないしハネもしない。網師が多く集中攻撃をくらった模様。
今まで良く釣れた浅場や分流でまったく釣れず、網が少ない荒い瀬に移動。ジョイントを石わきに止めて、1匹。さらに付近をやるも釣れず、釣れたアユを出してみます。 

網が入りにくい深みや、大石の中を泳がせてポツポツと釣れました。荒い瀬でも静かに、泳がせ釣りの方が掛かりました。問題は網師だらけで釣る前にやられてしまうこと。早朝からやって正解でした。体調不良で短時間の釣りでしたがけっこう楽しめました。 

■この時期に荒い瀬に元気なアユがいてくれてありがたかったです。

■ルアーで初めの1匹が掛かった瞬間、何度やっても嬉しいです。 

■今日もチラシでやりました。ルアーでのヒット率はやはりチラシが圧倒的で、来年はさらに針の種類を増やしたいと思います。

☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆
9月17日  丹生川にて    

7:0010:00  台風後、高水、薄濁り、晴れ、強風。アカ飛び。
10匹。ジョイントで1匹。 

前日昼から台風が通過しましたが、水引きが早くなんとか釣りができました。高水なので流れの穏やかな場所からルアーでやってみるも、網で獲り尽くされている場所はまったく釣れず。よって高水でも網の影響が少ない荒場を狙うことになります。アカ飛びでかなり苦しい状態でしたが、石組みの良い場所で粘り1匹。これが痩せて弱々しい小アユ。 

オトリに出すのは勇気がいるので、オトリ確保のためにさらにルアーで続行するも1時間追加できず。8:30に勇気を振り絞り小アユにオモリを付け出してみました。高水アカ飛びなので釣れず、すぐ弱ってしまい大苦戦。しかしオトリが入る場所を探しながら下ると追いの良いアユが1匹釣れます。 

一気に展開が変わり、循環の釣りに持ち込むことができました。高水なので川原から、引舟を付けた川岸ギリギリを狙う釣り。条件的にとてもやりにくい中、ポツリポツリ釣れました。

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9月24日  丹生川にて  

7:3010:00   晴れ、渇水、澄、強風。
8匹。ショートジョイントで1匹。バレ1匹。 

まだ釣れていたのでしぶとくやってきました。いつもオトリが獲れるガンガンが平瀬に。今日はショートジョイントにチラシでスタート。渇水で多くの網が入り魚影は薄くなっていました。なかなか釣れず。石の荒いチャラ場で掛かるもバレ。魚影が薄くなっただけに痛い。 
アユが固まっていたので同じ場所に投げるとすぐヒット。オトリ確保できました。腹が赤くなっても追いは良い。ありがたいです。 

ルアーで釣れるのは、スペースが石や段差で囲まれた、アユが逃げられない場所。狭ければ狭いほど衝突する可能性が高いです。例え浅かったり流れが足りなかったりしても、ルアーで獲りやすいのが囲まれた場所。 

一方囲まれてない場所はアユとの衝突の確率が低いので、オトリで泳がせ釣りをして追わせないと釣れません。チャラ場にアユが固まっていたので静かに泳がせ釣りをすると、けっこう追いアユがいました。掛かることは掛かるのですが、針が抜けたり落下バレしたり、ケラレも多く、ことごとく獲れない。13匹当たってわずか7匹のみ。これは問題! 

他の場所にもオトリを出してみるもまったく釣れず。アユがいる場所が限られているのも秋の特徴ですね。今日も3時間弱の釣りでしたが、この時期に普通にアユが釣れるのはありがたいです。近ければ毎日来るのですが。

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 9月28日  丹生川にて  
7:4010:00  渇水、澄、晴れ、水が冷たい。網多い。
5匹。ショートジョイントで1匹。 

いつもの場所です。前回から中3日で、また大きく状況が変わりました。連日網が多いのと、アユがだいぶ落ちたようで、かなり少なくなっていました。石のハミ跡も少ない。ちょっと不安でしたが多少のアユは残っていました。
アユが逃げられない細いスジにショートジョイントチラシを入れ、すぐに1匹。細いスジは交通事故が起きやすいのでルアーの好ポイント。狙い通り!

その後も釣り歩いてみるも釣れず。8:40、釣ったオトリを出してみるも釣れない。やはり魚影が薄く、オトリを弱らせないようやさしくやさしく操作し釣り下り。意外にもガンガンで子持ちが1匹。
その周りで釣れず、放浪。いろんな場所をやって、浅瀬で1匹、トロで2匹。どういったポイントが良いでもなく、なんの根拠もなくポツンと釣れて終わり。

アユが産卵する場所、落ちアユが固まっている場所をおさえたいところでしたが、つかめませんでした。秋のアユ釣りはまだまだ経験不足で、わからないことだらけです。

この時期でもルアーでアユが釣れ、今年の丹生川の好調は本当にありがたかったです。今年は丹生川の釣りを続け、人が少なく追いが良い川ではルアーでも十分にアユが釣れるのだと実感しました。

スレた川で頑張るのも大切ですが、釣りは釣れたほうが楽しいので釣れる川に行くこと。釣れる川では初心者でもルアー釣りが楽しめますし、すでにアユ釣りをやっている方でもルアーにハマる要素ありありだと思います。
私も単なるオトリ獲りではなく、0匹スタートからルアーで1匹目を獲ったヨッシャー感にすごく楽しみを覚えています。 

■今年はショートジョイントの登場で、釣りができるポイントの広がりや、警戒しているアユも獲れるようになり、おかげさまでルアーでのアユ釣りがさらにパワーアップできました。

 
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