トップページルアー製作サクラマス釣り鮎ルアーで友釣りアクセサリーアウトドアオトリ屋


大場テスター報告

 2013年   7 月  8月 9 月  2011年レポートへ

今年はジョイントタイプ(ショート)をメインに釣行しています。

実釣レポート集    
8月2日  丹生川にて      8月スタート

午前中  平水上、澄、コケついてきた。雨後のくもり、低水温。風。気温も22度。
10匹。(尻長)ショートジョイントで3匹。

前回ルアーで8匹掛けた場所です。コケがついてきて一見最高の条件に見えましたが、気温水温が低くアユが追いませんでした。今日も底に変化のない平瀬で、斜め上流引きで3匹ヒット。場所も前回とほとんど同じ。

最初の数投は、飛びつきのアユが絡みついてきて釣れるのですが、しかしすぐにアユも警戒してきて、ルアーを入れた途端付近のハネがなくなる。離れるとまたハネる。朝イチと昼前2回ルアーを使いましたが朝の3匹止まりでした。ヒットのすべてが斜め上流引きです。底に変化が少ない流れはアユも定位置を持たずあっちこっち移動しますので、こうした広い範囲を動かして当てるのが有効でした。この斜め上流引きならルアーがアクションしないような緩い場所でも釣れるので、その場面にもよりますがかなり強いやり方だなと、一つ私の武器を増やせました。

今日はずっと低水温で、オトリを出しても追いがなく苦戦しました。冷水病のアユが次々死んで流れてきて、釣れたアユも痩せていて弱くオトリにしても流れていく。今まで何度か経験がありますが、こんな日はなかなか釣れないです。

☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆
8月9日  丹生川にて

6:45〜13:00  平水、コケ良。条件最高。くもり雷雨。
21匹。ジョイントで2匹。

☆タックル
竿、オールラウンダー90
天井糸、PE03  上ツケ糸、0430センチ  下ツケ糸、02515センチ
水中糸、複合005
中ハリス、0427センチ
ハリ、一角チラシ70Mチューン653本イカリ、一角ライト55、4本イカリ、

が今年のメインです。

ようやく平水になりコケもついてきました。アユもかなりいます。このエリアは明日10日から網解禁、最後の釣りです。小アユがビチビチ跳ねる平瀬にジョイント、チラシを入れ、ゆっくり引き上げるとすぐヒット。さらに近くでまたヒット!これはかなり釣れそう!

しかし雷が強くなり車で待機。
雷が止まってからジョイントでやるも釣れず。釣ったオトリを出すも釣れず。追いの良いアユは飛び付きで釣れるが、あとはまったく。これが今日のパターンでした。

アユは相当いるも、釣り荒れで最初の追いアユしか釣れないので、執着せず拾い釣り。瀬もヘチも、まんべんなくアユがついていました。大雨の影響で、逃げ場の丹生川は釣り人が多く、なかなか良い場所を取れません。時々雷雲が来るのでみっちりやれませんでしたが、追いの良いアユだけ拾い歩き、21匹。型も良くなってきました。
こんなにアユがいるのにロクに釣らず網解禁なんて、もったいないです。

■釣れる年(大量の天然遡上)は、ルアーでも良く(簡単に)釣れますね。
■そこにアユがたくさんいる。釣り人も少ない。追いが良い。→ルアーでも釣りやすい。
■最初はルアーで釣れても、数分で警戒する。付近のハネがなくなり、離れるとまたハネる。最初の一発目が勝負

☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆
8月15日  O川にて

昼前   渇水ぎみ。
4匹。ジョイントで3匹。  

銅山川でボウズで、先日見つけた穴場、赤松川に到着すると網打ちをしていて壊滅。
次の日のオトリ確保だけはしておきたくて小国川へ移動。満員のため空いている浅場に入りました。幸いアユはいました。 

2河川ボウズでオトリも弱り、ま〜ったく釣れず。
スレアユだったので釣れるか不安でしたが、ジョイントに助けを求め。
ルアーを入れた途端警戒してハネやギラギラがなくなりました。やはり相当警戒してます。

しかしです。
段々瀬を斜め引きすると、なんとか1匹。
さらに斜め引きで1匹。
ガンガンで止め1匹。
オトリ出して1匹。
ジョイントに救われました。
後日会ったジョイントを買っていただいた方も、オトリが弱った時に助けてもらったそう。ベストの必須アイテムです。

■ここまでのルアーでの釣りから、斜め上流高速引きはかなり効くと確信しました。

オトリで反応しないアユすらも追いかけてきます。特に変化のない浅い平場です。得体の知れないアユっぽいものが激しいブルブルで目の前を通過していく。縄張り争いで追うのではなく、ヤマメがスピナーを追いかけるのと同じだと思います。
ですからルアーにまとわりついたり体当たりすることはなく、高速で上流に泳ぐルアーについてくるだけ。体当たりなどのケンカ行動をしない分、ハリスの長いチラシでしかヒットしません。
ドチャラでたまに23匹ついてくるアユが見えることがありました。

→もう一つの推測は、群れアユは1匹が走り出すと周りのアユも一成についてくるという習性です。アユが濃い水たまりのような場所、ヘチなどにはたくさんの群れアユがいます。ここを人間が歩くとたくさんのアユが逃げていきます。この時も、群れが散らばるのではなく、たいていは群れのまま。離れた場所でまた群れになります。群れアユは、群れの中の誰かについていきますから、それと同じようにルアーにもついてくる場合もあるのかもしれません。

いずれも、このようなアクションはオトリでは出せません。オトリでも釣れない遊びアユも釣れるとても有効な釣り方で、かなり面白いです。もう少し研究したら、ブログにもアップしようと思います。

☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆
8月23日  O川にて    

713  渇水。小雨。
14匹。ジョイントで2匹、バラシ1匹。 

今日は斜め上流引きではアユが散ってしまい、止め釣りで粘っての釣果でした。
最初の1匹をバラシ、その後完全にアユが散って、火山ポイントを目の前に移動。
瀬で1匹釣れ、火山ポイントへ車で戻り、オトリを出したら大アユゲット。

その大アユが大アユに切られ、弱ったオトリを泳がせてようやく掛けるもまた大アユで切られ。参りました。その場所で再びルアーで粘りに粘り、昼にやっとオトリ確保。 

昼からやっと友釣りの循環が成立し、大アユばかりが釣れました。諦めなくて良かったです。ようやく夏が来たと思ったら、アユが大きくなり秋パターンの友釣りになってきました。アタリも鈍く、掛かるまでの間合いも長いです。 

■浅場で最強の斜め上流高速引きも、アユがスレるとすべて逃げ散らせてしまいます。今日はアユがたくさんいるのにカラッと散ってヒットせずでした。

☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆
8月31日  O川にて  

6:00〜14:50  やや渇水、澄み、くもり、風あり。
26匹。ジョイントで1匹。

9/1からさらに広いエリアで網が解禁されるので、数釣りができるチャンスは最後。
先週、雨後濁りの中良型を30匹釣った火山ポイントへ。一人しか入れない分流なので、場所取りに朝早くから開始。 

深瀬のヤナギのやりにくい場所にジョイント(チラシ)を入れて止め待ち。人が入ると動けない場所で次々と釣り人が準備を始めて焦りましたが、アユが確実につく場所なので動かず、10分ほどでヒット。かなり助かりました。 

そのアユで友釣り開始。連日攻められていてかなりシビアになっており、引き釣りでは最初のアユしか釣れず。急な瀬を上飛ばしの泳がせをして、時間をかけてポツン、時間をかけてポツンと釣っていきました。泳がせ方と元気オトリの循環で、他の釣り人とどんどん差がついていく、まさにアユ釣りだなぁという展開。

型はほとんどが2024センチ。糸はフロロ05と言う太糸です。シビアで釣れるまでが長く、午後までみっちりやりました。

■攻め荒らされ警戒心が強くなったアユは、ルアーを入れると逃げてしまいます。そんな時は斜め上流引きをするとさらにアユが散るので、確実なアユのツキ場を見つけ一ヶ所に止めて下手に動かさないほうが良いですね。一度逃げたアユも静かにしていれば戻ってきて、その際にルアーに衝突します。

☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆ ★ ★ ☆ ☆
鮎ルアーで友釣り 9月へ