カヌートップへ
私のお気軽カヌー
個人でカヌーを楽しもうとすると、いくつかの障害で本格的にやってみようという気持ちが萎えてしまいます。クラブに入って入っていろいろ体験することや、カヌー仲間を作ることがベストですが、身近にクラブや仲間がいない場合は苦労することもあります。そこで「私のお気軽カヌー」で少しでも役立つ情報を提供しようと思います。








カヌーを楽しむには障害がいくつかあります。
  1. 船を普段置いておくところが無い。⇒ファルトボート(折りたたみカヌー)を買おう!
  2. ファルトボートはその都度組み立てるのが面倒だ。⇒FRPカヤックを買おう!
  3. カヤックを車で運ぶのが面倒だ。車の屋根まで上げるのが重い。
  4. 川下りしたら発着地点まで戻るのが面倒だ。
  5. 濡れる。汚れる。冷たい。⇒アウトドアの「ア」の字も言う資格無し!!






カヌーの保管場所は悩みますね。アパート・マンション住まいでは、ファルトボートになってしまうのでしょうか。田舎に住んでいれば車庫の一つはあるので、下のフロアーは空いていなくても、上部空間を利用してご覧のようにしまう事ができます。車の横にこの高さでセットできると、キャリアへ苦も無く移動できます。まあ、そこまで完璧にこだわる必要はありませんが。
我クラブは艇庫を持っており、カヌー1艇を年間3000円で保管しています。クラブや協会の施設利用も方法です。
ワゴン車の上に船を上げるのは、かなり重労働です。特にカヌーに乗ったあとヘロヘロの下半身で車の上に積むのは厳しい作業です。キャリアのカヌー用アタッチメントは両側を支え安定は抜群ですが、その支えを乗り越えて(車高1.8mに+30cm加算)カヌーを設置することは、2枚腰から3〜4枚腰にギヤチェンジしないといけません。
私が当初から使っているのは、左の写真のとおりスーリー社製の角材用アタッチメントで、その使わない斜めの部分に硬質スポンジを貼り、ポール1本につき奥側に1個設置します。また船の底が当たる部分は直径5cm程度の極厚ビニールホースを背開きにしてポールに巻きます。(何年使っても背開きホースはポールに巻きついてくれます。)あとは平ローブで締め上げるだけでOK。長距離・高速走行でも問題が生じたことはありません。
特長は、それらは非常に安く手に入ることです。耐久性も問題ありません。(硬質スポンジが接着によってははがれ易いことはありますが。)まあ、えーかっこしぃなら高いお金払って、4枚腰で頑張ってみてください。
私は川下りを年に何回もやります。それは、前ページの面白カヌーで紹介したとおりです。
ほとんどは、単独でやっています。まず、下流の陸に上がる地点に左の写真のとおり16インチの折りたたみ自転車を置きます。次に車でスタート地点に向かいカヌーを降ろします。車をスタート地点に置いてスタートし、自転車のある終点までツーリングやゴミ拾いを楽しみます。終点では、カヌーを置いてスタート地点に自転車で戻ります。今度は終点へカヌーを積みに戻ります。
ややこしいと言えばそれまでです。複数参加で複数の車があれば、上流と下流に車を1台づつ置くことで難なく解決できますが、単独行はこのような手順が必要です。自転車もカヌーも体を鍛えるためと思えば、特に苦も無く楽しむことができます。なお、私はカヌー単独行を基本的に軽自動車で行っています。軽で十分運べます。小回りがきいて「お気軽カヌー」です。

また、何かお役立ち情報があればお知らせします。